今日(18日)の読売新聞、ページめくって驚愕した。
「新しい獣医学部、誕生!
出願は11月22日(水)スタート!」
という、加計学園の全15段広告。
あからさま過ぎて、こちらが
顔をあからめてしまったくらいだよ。
今月14日、林文科省は大学設置審の答申を受け、
獣医学部新設を認可。その4日後には
全国紙に全面広告が載るんだから、
なんと準備の良いことか。
普通はこんなに早く版下などつくれません。
しかも大学の広告って、入試の時期とかで、
各大学の名前が名刺大のスペースにずらっと並ぶ
特集ページくらいしか見たことがない。
新聞広告ってうんと高いのですよ?
900万部を越えるという天下の読売新聞ともなりゃ、
目ん玉飛び出ます。
ちなみに新聞広告ナビというHPで掲載料金を
見てみると・・・
(朝刊、モノクロ、面指定なし、1回掲載の場合)
「全国版」 全15段 47,910,000円
「東京本社版」 全15段 33,900,000円
「都内版」 全15段 13,155,000円
都内一部に配布される「都内版」であっても、
全面広告なら1千万円を超える。
その広告料、公金じゃないのですか。
それ使ってPRって、どういう神経をしているんですか。
あんまりにも国民をナメている。
それとも安倍支持者が多い読売ならいいだろうと思って
載せているんでしょうか。
もっとも「そんな大金出していませんよ」と言うかもしれません。
広告料って、正価は高いけど、値段はあってないようなもの。
安倍政権べったりの読売ならば、「お友達価格」で
これまた優遇してもらったのかもしれません。
いずれにしても、やったもん勝ち、
「認可されたんだからいいでしょ」と言わんばかり。
安倍政権が「丁寧に説明」する代わりに出したのがこれか。
「謙虚さ」など、どこにも見いだせない。